良い機会ですので、衛生週間を機に、患者様に私からの歯に対するメッセージを書かせていただきます。
【歯の衛生週間について】
と、その前に、歯の衛生週間って?という方も多いと思いますので、ご説明させていただきます。
これは、厚生労働省、文部科学省、日本歯科医師会がタッグを組んで、1958年からスタートした週間です。
結構、歴史は古いのですね。
目的としましては、皆様に歯と口腔に関する正しい知識を理解していただき、歯科疾患の予防および、早期発見・早期治療を促すことで歯の寿命を延ばし、延いては健康の保持増進に寄与する事です。
ちなみに2014年は、「歯と口は 健康・元気の源だ」の標語をもとに、各地で啓発事業を実施しました。
【大切なのは、予防歯科】
この2014年の啓発事業の標語である「歯と口は 健康・元気の源だ」は、まさに私の考えそのものです。
だからこそ、歯を虫歯にしないための予防が大切です。
基本となるのは、食後はまめに歯を磨くこと。
本当に改めて言う事ではないのかもしれませんが、これが一番大切です。
そんなこと誰しも分かっていると言われそうですが、「分かっていてもなかなか出来ない」という方も多いのでは?
仕事が忙しい、赤ちゃんの育児で自らの事がままならない、足腰が不自由でついつい洗面所まで行くのが億劫で・・・など、ふと思い返すと「私、ちゃんと歯磨きしていないかも?」という方、きっといらっしゃる事でしょう。
永久歯は、二度と生えてきません。
歯のため、健康のために、食後の歯磨きは必ず行ってほしいと思っています。